やまと絵展のために東京国立博物館に行ってきたが入れずに総合文化展を見てきた

はじめに

勤労感謝の日で祝日の木曜日、いつか行こうと思っていた東京国立博物館に行ってきた。

現在開催中の特別展である「やまと絵」展が12月3日までらしいので、ちょうど良い機会だと思って出かけた。

東京国立博物館

上野駅に14時くらいに到着。駅前はもちろん人が多いし、博物館も昼を過ぎたあたりであれば人が空いてそうだと思ったが結構いた。

やまと絵展に入れず

チケット券売機でやまと絵展の入場券を購入しようとしたが選択できない。予約不要だと思っていたが、どうやらそれは平日のみで、土・日・祝日は事前予約が必要らしく当日券の販売もしていなかった。諦めて総合文化展のみの入場券を購入した。大人1,000円。

東京国立博物館は敷地内に本館、平成館、東洋館、法隆寺宝物館などいくつかの建物があり、総合文化展はそれら複数の建物内で開かれている。今回は本館のものを観ることにした。

数年前に三国志の特別展で平成館に来たことはあったが、本館は今回が初めて。改めて見ると立派な建物だった。

博物館

お昼ごはんをまだ食べておらず腹ペコだったので東洋館前のカフェで磯部焼きとコーヒーを取ってから本館に入った。

総合文化展

本館のフロアは1階と2階があり、2階が「日本美術の流れ」というテーマで時代を下りながら日本の文化や芸術の展示をしており、1階は彫刻や陶磁、金工などといったジャンルごとの展示になっている。

2階から観ることにしたが、展示室に入ってすぐ感じたのが海外の博物館のような印象だった。他の博物館はたくさんの展示物がぎゅっと並べられているが、ここでは1点1点を広いスペースを使って展示されていた。国立、という名前がついているだけあって海外を意識した日本の代表的な博物館としての展示なのかと感じたし、実際に外国人の入場者はたくさんいたので部分的にはそうなんだろう。

ところで、今回からはしっかりメモを取ることにした。メモとボールペンを持参していたが、博物館や美術館では鉛筆以外での筆記具はダメらしく今回はスマホにメモした。以下がそのメモの一部。メモをちゃんとやったのは今回が初めてなので作法やコツなどはまだ知らないが、とりあえず頭に浮かんだこと感じたことをメモしておいた。

今回初めてちゃんとメモを取るようにしたが、メモは大事だと実感した。実際、展示を見ていると頭の中に浮かぶ事柄や感じたことはたくさんあり、後からだと忘れてしまう。それをさっそとメモすることで、目の前の展示にも集中できるし、後から確認や深掘りもできる。

ただ、今回はスマホでのメモだったので展示の区切りの休憩スペースでまとめてメモしていた。できれば頭に浮かんだ時点で書き留めるようにしたい。次回はちゃんと鉛筆を持っていくようにしよう。

というわけで17時の閉館まで総合文化展を歩き回っていた。帰路、本館を振り返るとライトアップされて雰囲気があって美しかった。

博物館夜

戦利品

ミュージアムショップはかなり広くてグッズもたくさんあり、見ていてとても楽しかった。

買ったのは毎度のことながらブックカバーとしおり。あとは行けなかった古代メキシコ展の図録、ページ全体が見れるような見開きの製本でとても良い。

なかなかの収穫。

お土産

おわり

当初の目的だった「やまと絵」展は見れなかったものの、本館の総合文化展だけでも十分すぎるほど楽しめた。

今回は本館しか見れなかったが総合文化展は本館以外の建物でやっているし、特別展もたくさんやっている。また、時間的にちゃんと見れなかった部屋もあるのでまた今度時間を見つけて行ってみたい。