ブログのドメインを`.io`から変更し、デプロイ先をCloudflarePagesに移行した
はじめに
ブログのドメインは元々blog.okaryo.io
だったが、これをblog.okaryo.studio
に変更した。また、合わせてデプロイ先をFirebaseHostingからCloudflarePagesに移行した。
その背景や対応内容を残しておく。
移行の背景
少し前にイギリスがチャゴス諸島の主権をモーリシャスに返還すると発表したことで、.io
ドメインが廃止されるのではと少し話題になった。
とはいえ、この返還にはまだ時間がかかりそうだし、大きな企業含めてたくさんのサイトがこのドメインを使っており廃止となった場合の影響度が大きいため、社会的な影響を考えて廃止までするのかは少し疑わしい。
ともあれ、自分が.io
からドメインを変更したのはこれが理由ではなく、お名前.comからの移行がしたかったためだ。毎年のようにサービス維持費として料金が高くなっていくし、たくさんメールが届いて煩わしいし、サイトが使いにくいし、YouTubeやWebページの広告がお名前.comばかりになるしでいつか移行したいとずっと考えていた。
上記の返還云々の問題が背中を押してくれたことで、Cloudflareで取得していた.studio
ドメインに移行することに決めた。また、Cloudflareで取得したドメインなのでついでにデプロイ先をFirebaseHostingからCloudflarePagesに変更しようと考えた。Firebaseと比べても機能は見劣りせず、無料枠でも十分に使うことができる。
移行時にやったこと
やったことをまとめておく。
- CloudflarePagesにブログをデプロイ(設定ページからGitHubリポジトリを紐づけるだけで簡単に完了♪)
- カスタムドメイン設定で
blog.okaryo.io
と紐付ける - FirebaseHostingで既存のドメインから新しいドメインにリダイレクト設定をする
その他、必要に応じて外部サービスの設定をしておいた。
- GoogleAnalyticsのストリームに
blog.okaryo.studio
を追加する - GoogleSearchConsoleに
blog.okaryo.studio
のプロパティを追加する - GoogleSearchConsoleで新しいサイトに移動する
設定→全般設定→アドレス変更
から移動可能
- GoogleAdSenseに
blog.okaryo.studio
のサイトを追加する
また、サイト移転に関してはGoogleの方でドキュメントが用意されているので適宜参照してほしい。
CloudflarePagesを使ってみた雑感
CloudflarePagesは初めて触ったわけではないが、雑感をまとめておく。
- やっぱりGitHubリポジトリを紐付けるだけでデプロイまでやってくれるのは楽ちん
- ビルド時間短縮のためにGitHubActionsでキャッシュを使ったビルドをするデプロイワークフローを自分で組もうとしたが、設定ページからそれができて感動した
- npmだと
.npm
、Astroプロジェクトだとnode_modules/.astro
がキャッシュされる、詳細はこちら - 実際にビルド時間は1/3になった
- npmだと
- 今のところFirebaseHostingからの移行に機能的な不足や問題は感じていない
おわり
移行自体はスムーズにできたし、ようやくお名前.comからの移行ができたので気分が良い。年内に懸念を一つ潰せたのは良かった。